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つくばみらい市の表現(ダンス・ピアノ・ミュージカル)教室  本当に大切なものは目には見えない | Factory of Dreams

コラム

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つくばみらい市の表現(ダンス・ピアノ・ミュージカル)教室  本当に大切なものは目には見えない

カテゴリ: 全体・その他

先日、スタジオの先生方とこんな話をしました。

「体を使って表現するってさあ、まず、聴くことと、体と脳をつなげていくことだよね。」

「生徒が〇〇オーディションに受かりましたとかさあ、△△コンクールで優勝しましたとか、そういうことじゃないんだよね。」

「でも、そういうことは目に見えるし、わかりやすいし。私たちの指導を評価する基準になるものって、やっぱり目に見えるものだから。」

「本当に大切なものは、目には見えないんだって。」

「そっか・・・・・星の王子様だね。」

「この見えないものを大切にしているから、結果的に私たちは、子どもたちの『夢を育んで叶えてあげられる』んだと思う。」

言い換えれば、「目に見えない大切なことを、私たちが求め続けながら、子どもたちを大切に育てる」結果がスタジオの理念の「夢を育み夢を叶えるスタジオ」につながっているということですね。

 

実際に、オーディションやコンクール、受験に受かっている生徒さんもいるのですが、これは、あくまでも結果だと思っています。私たちにとっては、目的ではないのです。

 

音を聴く→感じる→合わせる→体と脳をつなげる→より良い表現になる

この様な土台が無い上に、小さいうちからバーレッスンやピアノの指の練習をしても、どうでしょうね。

子どもの頃に良い結果を出しても、途中で伸び悩み、心が折れてしまい、全くやらなくなってしまった人を沢山見ています。

踊り過ぎて脚や腰を痛めてしまったり、ピアノを弾きすぎて腱鞘炎になってしまって夢をあきらめてしまった人も多く見て来ています。

 

ピアノのクラスでボールを使ったり、ダンスやミュージカルのクラスでリズム打ちをしたりは、一見、そのレッスンとは無関係の様(目には見えにくい)ですが、関係大ありなのです。

 

下の写真は、ダンスクラスの基礎レッスンです。

ロープをまたいで「パー ケン パー ケン」「パー 前クロス パー 後ろクロス」をしながら、手は別の動きをするものです。

まずは、音を聴きます。

次に「パー ケン パー ケン」体の内部で躍動感を感じながら、音に合わせて跳びます。

実は、体を動かすと音が聴こえなくなってしまう、体を上手く使えないなどで、ここまでが出来ない生徒さんも多いのです。

でも諦めずに積み重ねていくと、必ず出来る様になっていきます。

これが出来る様になると、音に合わせて手と足と違う動作をすることで、耳と脳と体を沢山使っていくのです。そしてそれらがつながり、コントロールできるようになり、より良い表現が出来る様になります。これが、リトミックの基本です。

 

kenpa

 

基礎、それは土台ですから、建物の上からは見えないのです。

それは、とても大切で、建物を建て始まってから補強するには、時間と手間が何倍も必要になります。今まで積み上げてきたものを一度壊さなければならないこともあります。

 

上記の様な、しっかりとした土台の上に、一つ一つのパーツをきちんと積み上げ、しっかりと接着していって、初めて大きな建物が出来るのですね。

この接着の部分や美観もとても大切です。

これは、また別の機会にお話したいと思います。

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